こんにちは、灯子です。
Windows10のサポートは、2025年10月14日に終了します。
そんなの、ずっと先のことだと思っていたら、もう目前に迫ってきましたね💦
9月に入ってからは、サポート終了が迫ってる!どうしよう・・・
と、急に慌てだしたWindows10ユーザーも多いのではないでしょうか。
実際、「ESU登録ってまだ間に合うの?」「9月、10月でもまだ間に合うの?」とネットで検索する人も増えているようです。
そこで、この記事では、
Windows10のサポート終了なんて、まだまだ先のことでしょ?って、ちょっとのんびり構えてて、
ESU登録に出遅れてしまった、あるいは、まだ何もしていないけど不安になってきた方に向けて
「のんびり屋さんのためのWindows10延命ガイド」をサクッとまとめてみました。
のんびり屋さんでも大丈夫。
今からできること、ちゃんとあります。
ESUってそもそも何?登録しないとどうなるの?
Windows10は、2025年10月14日をもってMicrosoftによる正式なサポートが終了します。
この日を境に、Windows10には新しいセキュリティ更新プログラムが届かなくなるのです。
セキュリティ更新が止まるとどうなるの?
では、新しいセキュリティ更新が届かなくなると、どうなるのでしょうか。
• 新しいウイルスや攻撃に弱くなる
→ 新しく出てくるウイルスやハッキングの手口に対応できなくなります。
• 個人情報が盗まれるリスクが高まる
→ ネットショッピングや銀行の操作などが危険になる可能性があります。
• パソコンの動きが不安定になることも
→ ウイルスに感染すると、動作が遅くなったり、勝手に再起動したりすることも。
• サポート対象外になると、相談先が限られる
→ 困ったときにMicrosoftのサポートが受けられなくなります。
これは、ちょっと困りますよね💦
そこで登場したのが「ESU(拡張セキュリティ更新)」!
でも、ここにきて登場したのが「ESU(Extended Security Updates=拡張セキュリティ更新)」という仕組みです。
当初は、企業向けに有料で提供されていたのですが、2025年6月、Microsoft社は個人ユーザー向けに1年間無料で提供すると発表しました。
ただし、無料でESUを利用するには、次のうちのどちらかの条件を満たす必要があります。
条件 | 内容 |
---|---|
✅ Microsoft Rewardsのポイント交換 | 1,000ポイントと引き換えでESUを利用可能 |
✅ Windowsバックアップ(OneDrive)を使って登録 | バックアップ機能を使うことでESUが有効に |
※2つの条件については👉買い替え不要?Microsoft RewardsポイントでWindows10を1年延命する方法に詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
ESUに登録するとどうなるの?
2025年10月14日でWindows10の公式サポートは終了しますが、ESU(拡張セキュリティ更新)に登録しておくことで、その後もセキュリティ更新を受け取れる可能性があります。
登録済みの状態になると…
ESUの登録が完了すると、Windows Updateの画面に以下のようなメッセージが表示されます。
「お使いのPCは、拡張セキュリティ更新プログラムを取得するために登録されています。」
または
「ESUが有効」
といった表示が出るようになります。
この表示が出ていれば、2025年10月15日以降もセキュリティ更新が届く可能性があります(※現時点では未確認情報を含みます)。
ESUの登録方法
ESU登録の流れを簡単にご説明しましょう。
①Microsoftアカウントでログインする
②スタートメニュー (PC左下Windowsのロゴマーク)→ 設定 → 更新とセキュリティ をクリック → Windows Update
③更新プログラムのチェックをクリック
④今すぐ登録をクリック
⑤登録ウィザードに従って進める
さらに詳しい手順や注意点は、こちらの記事で実際の画面付きで紹介しています。登録に不安がある方はぜひ参考にしてみてください。
ちなみに、わたしはMicrosoft Rewardsのポイントを使ってESUの登録をしました。
Bing検索やクイズなどで貯めた1,000ポイントを使えば、1年間のセキュリティ更新が実質無料で受けられます。
「お金かかるのかな…」と不安だった方も、まずはポイントを貯めてみるのがおすすめです。
ESU予約登録前にやっておきたい準備と確認事項
「今すぐ登録!」と言われても、ちょっと待って。
ESUの登録をスムーズに進めるためには、事前にいくつか確認しておくべきポイントがあります。
✅ Windowsのバージョンを確認しよう
ESUが適用されるのは、**Windows10の最終バージョン「22H2」**のみです。
まずは、あなたのPCが対象かどうかをチェックしましょう。
確認方法:
スタートメニュー → 設定 → システム → バージョン情報
→「Windowsの仕様」欄にある「バージョン」と「OSビルド」を確認
対象バージョン:
• Windows10 Version 22H2(最終バージョン)
• OSビルド「19045.6159以上」
※それ以前のバージョンでは、ESUが適用されない可能性があります。
✅ ESU登録に必要な更新プログラムを確認しよう
ESU登録を行うには、**2025年6月以降に配信された特定の更新プログラム(パッチ)**がインストールされている必要があります。
特に以下の更新が重要です:
更新プログラム名 | 内容 | 配信時期 |
---|---|---|
KB5062649 | ESU登録ウィザードの表示に関する準備パッチ | 2025年7月 |
KB5063709 | セキュリティ強化とESU関連の安定性向上 | 2025年8月 |
✅ 更新の確認方法
- 設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update
- 「更新履歴を表示」をクリック
- 「KB5062649」または「KB5063709」がインストールされているか確認
もし見つからない場合は、「更新プログラムのチェック」をクリックして手動で確認してみましょう。
実際にわたしが登録したときの流れや、必要なWindowsのバージョン・更新プログラム・OSビルドなどのチェック項目は、以下の記事で詳しく紹介しています👇
【実録】Windows10延命大作戦 | Microsoft Rewardsポイントで(ESU)登録完了!
「登録ウィザードが出てこない…」「条件は満たしてるはずなのに…」といったトラブルの対処法も載せているので、登録前にぜひチェックしてみてください。
ESU登録は9月・10月でも間に合うの?
さて、一番気になるのが、ESU登録はいつまでにすればいいのかということですが、
Microsoft社のヘルプページにこのように書かれています。
2025 年 10 月 14 日までの登録は必須ではないものの、登録を強くお勧めします。
同日までに登録すると、お客様は Windows 10 ESU の保証期間をフル活用できます。登録を見送っても保証期間は延長されないため、早く登録した分だけ価値が最大化されます。
さらに、2025年10月14日を過ぎてからESUに登録する場合は、
サポート終了日以降も登録できますが、保証期間は延長されません。たとえば、2026 年 1 月に登録しても、更新プログラムは 2026 年 10 月 13 日までしか配信されません。早く登録した分だけ、プログラムのメリットが最大化されます。
これらのヘルプページの回答からわかるように、
ESUに登録するのは、9月・10月でも間に合うということですね。
でも、サポートが切れる前に登録しておくことが、一番安心だと思います。
ESUに登録するできる人とできない人がいるのは何故?
わたしがESUに登録できたのは、7月28日でした。
これは、割と早くできたようで、未だに登録できない方もいるという声を耳にします。
では、なぜこのような差が生まれるのでしょうか?
主な理由として考えられるのは
- Windows10のバージョンが対象外(Version 22H2以外)
- 最新の更新プログラム(KB5062649 / KB5063709など)が未適用
- 更新プログラムがまだ配信されていない
特に3つ目の理由は、Microsoftが採用している「段階的配信(ロールアウト方式)」によるものです。
段階的配信(ロールアウト方式)って何?
段階的配信(ロールアウト方式)とは、Microsoftがユーザーの環境や地域ごとに順番に更新を配信する方式のことです。
一斉に配信するのではなく、少しずつ様子を見ながら配信することで、トラブルを未然に防ぐ狙いがあります。
そのため、7月後半~8月にかけて、「登録できた人」と「まだできない人」とに分かれているのは、この段階的配信(ロールアウト方式)が影響していることも考えられます。
※段階的配信(ロールアウト方式)については、ぐぐればさんの記事で丁寧に解説されています。
ESU登録しなくてもセキュリティ対策ソフトで大丈夫?
ESU登録はしていないけど、セキュリティ対策ソフト(ウィルスバスターやノートンなど)をインストールしているから大丈夫なんじゃないの?って思うかもしれません。
しかし、それは、ちょっと危険な考えです。
こちらもMicrosoft社のヘルプページに書かれています。
ウイルス対策ソフトウェア (Microsoft Defender やサードパーティ製ツールなど) は役立ちますが、十分ではありません。
Microsoft の定期的なセキュリティ更新プログラムがなければ、オペレーティング システムは新しい脅威に対して無防備になります。
ウイルス対策が玄関に掛ける鍵だとすれば、継続的なセキュリティ更新プログラムがない状態は、玄関の枠自体が外れ兼ねない状態に等しいです。
ウィルス対策ソフトとESUでは、守るところが違うんですね。
まとめ:のんびり屋さんでも、今からできる!
Windows10のサポート終了まであとわずか。
でも、焦らなくても大丈夫。のんびり屋さんでも、ちゃんと延命できます。
ESU登録は、今からでも間に合いますし、無料で利用できる方法もあります。
まずは、Windowsのバージョンや更新状況を確認して、登録条件を満たしているかチェックしてみましょう。
「登録ウィザードが出ない…」などのトラブルも、段階的配信の影響かもしれません。
少し時間を置いて再チャレンジしてみてください。
そして、Microsoft Rewardsのポイントを貯めるのも、のんびり屋さんにぴったりの準備方法です。
Bing検索やクイズでコツコツ貯めて、気づけば1,000ポイント達成なんてことも。
実は、Microsoft Rewardsは意外とポイントが貯まりやすいんです。
わたしは、すでに楽天ポイントに交換して活用しています。
興味がある方はこちらの記事も是非ご覧ください。👉【実録】ESU登録だけじゃない!Microsoft Rewardsを楽天ポイントに交換してみた
いかがでしたか?
のんびり屋さんでも、まだまだWindows10の延命はできるので、あきらめないで頑張ってくださいね。
※本記事は筆者の環境での体験をもとに記載しています。
状況によっては異なる結果になる場合がありますので、参考情報としてご活用ください。
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