こんにちは、Windows10ユーザーの灯子です。
今、わたしは、Windows10サポート終了に伴うESU登録に関する記事を全力でお届けしております(笑)
ESU登録では、とても重要になってくる、
「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」。
でも、この2つの違いって、意外と知らない人も多いのではないでしょうか?
実は、わたくし灯子も、ESU登録するまでは両者の違いに全く気付いておりませんでした。
ということで今回は、
- パソコンは使っているけど、初期設定は他人任せ、あるいは昔やったきりで覚えていない
- 「Microsoftアカウント?ローカルアカウント?何それ?」
- Windows10のサポート終了で、今さらだけど不安になってきた…
そんな方に向けて、わたし自身の体験を交えながら、「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」の違いについてわかりやすく解説していきます。
わたし自身の話:ESU登録でようやく気づいた
Windows10のESU登録に関わるまで、正直「Microsoftアカウントとローカルアカウントの違い」をちゃんと理解していませんでした。
今のパソコンは自分で初期設定したのですが、なんとなくMicrosoftアカウントを作った記憶はあるものの、
なぜかローカルアカウントで使っていたんです。
プライバシーの兼ね合いでローカルアカウントを選んだのか、パソコンの修理業者の方が、ローカルアカウントに設定していったからなのか、正直、まったくわかりません(笑)
そもそもアカウントって何?
Windowsでは、誰がパソコンを使っているかを管理するために「ユーザーアカウント」が必要です。
このアカウントがないと、ログインしてデスクトップにたどり着くことすらできません。
そして、アカウントには2種類あります。
それが、
- Microsoftアカウント
- ローカルアカウント
アカウントが2つあるためにいろいろとややこしく思えてしまうんですよね。
では、それぞれのアカウントを簡単にご説明しましょう。
Microsoftアカウントとは?
- メールアドレスでログインする“クラウド型”のアカウント
- 複数の端末で設定やデータを同期できる
- OneDriveやMicrosoft Storeなどのサービスが使える
- パスワードを忘れても、オンラインで復旧できる
ローカルアカウントとは?
- パソコン本体にだけ存在する“オフライン型”のアカウント
- ログイン時にインターネット接続は不要(※ネットは普通に使える)
- クラウド連携はなし。OneDriveなどは使えない
- プライバシー重視・シンプルな使い方向け
あらためて、表にまとめてみると以下のようになります。
項目 | Microsoftアカウント | ローカルアカウント |
---|---|---|
ログイン方法 | メールアドレス | 任意のユーザー名 |
データ同期 | あり(複数端末) | なし(PC内のみ) |
利用できるサービス | OneDrive、Storeなど | 制限あり |
プライバシー | やや低め | 高め |
パスワード復旧 | オンラインで可能 | 難しい場合あり |
Microsoftアカウントとローカルアカウント、どっちがいい?
Windowsを使うときに、「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」のどちらでサインインするかを選べます。
どっちが良い・悪いという話ではなく、使い方に合わせて選べばOKです。
⚠️ Microsoftアカウントの“ちょっと困る”ポイント
Microsoftアカウントは便利な反面、使ってみると「ちょっと困るかも…」と感じる場面もあります。
Microsoftアカウントで初期設定をすると:
- ユーザーフォルダ名が勝手に決まる
例:「khb02323@test.jp」「C:\Users\khb02」など、意味不明な名前になることも。
この名前は後から変更が難しく、ソフトによっては不具合の原因になることもあります。 - クラウド前提の設計になっている
OneDriveや設定の同期など、裏側でクラウド連携が前提になっているため、ローカルで完結したい人には違和感があるかもしれません。 - プライバシー設定が複雑になる
アクティビティ履歴や広告IDの連携など、Microsoftアカウント利用時はWindowsの設定項目が増えて、管理がややこしく感じることも。 - アカウント復旧がメール依存になる
パスワードを忘れたときは、登録したメールアドレスや電話番号が必要。もし使えなくなっていたら、復旧が難しくなることもあります。 - OneDriveの同期が重くなることも…
特にWindows11では、Microsoftアカウントでサインインすると、パソコンの「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」などが自動でOneDriveにバックアップされる仕様になっています。
初期設定で同期をオフにする選択肢が表示されないこともあり、知らないうちに同期が始まっているケースも。
この点に関して、Windows11ユーザーの間で不満の声が多く上がっているようです。
これらの“ちょっと困るポイント”は、Windows10でもWindows11でも共通して起こり得ます。
ただし、OneDriveの自動同期だけは、Windows11特有の仕様です。
以下に、両者の違いを表でまとめてみました。
🗂 Windows10と11の“困るポイント”比較表
困るポイント | Windows10 | Windows11 | 備考 |
---|---|---|---|
ユーザーフォルダ名が勝手に決まる | ✅ 共通 | ✅ 共通 | Microsoftアカウントで初期設定すると発生 |
クラウド前提の設計 | ✅ 共通 | ✅ 共通 | OneDrive、設定同期、Edge履歴など |
プライバシー設定が複雑になる | ✅ 共通 | ✅ 共通 | アクティビティ履歴、広告IDなど |
アカウント復旧がメール依存になる | ✅ 共通 | ✅ 共通 | Microsoftアカウントの仕様 |
OneDriveの同期が重くなる | ✅ 報告あり | ✅ より顕著 | Windows11は初期設定で自動同期される点が違い |
こうした理由もあってか、最近は「ローカルアカウントのほうがいいかも」と感じる人が増えています。
特に、OneDriveの自動同期による動作の重さに不満を抱くユーザーが多いようです。
Windows10では、OneDriveを有効にすることや、バックアップは自分で設定しない限り自動では行われません。
しかし、Windows10パソコンにおいても、OneDriveの同期によってPCが重くなるという報告は複数あるようです。
OneDriveは、便利な機能ですが
- 同期のせいでパソコンが重くなることがある
- 無料の容量(5GB)ではすぐに足りなくなり、エラーが出る
- 古いパソコンやスペックが低い機種では、動作が遅くなる原因になる
ということは念頭に置いておく方がいいかもしれません。
ローカルアカウントに切り替える方法はこちら👇
🧭 ローカルアカウントの作り方(Windows10)
まとめると
- Microsoftアカウントは、クラウドや複数の端末で便利に使いたい人向け
- ローカルアカウントは、シンプルで軽い環境を好む人向け
どちらを選ぶかは、自分の使い方次第。
でも、
OneDriveの同期がパソコンの動作に影響するという事実は、選ぶときの参考になります。
Windows 11、Microsoftアカウント必須化へ 回避策を無効に
Microsoft社は、Windows11での初期設定をMicosoftアカウント必須にする変更をしたそうです。
この記事に対するコメントから推測すると、今後もかなりのユーザーから不満が噴出するのではないでしょうか。
Windows離れの加速?
知らんけど(笑)
実際のわたしの使い方
現時点のわたしの使い方は、プライバシー重視で、
- パソコン起動時はローカルアカウントでログイン
- OneDriveやデータ同期は使っていない
- Microsoft Rewardsのポイ活は、ブラウザでMicrosoftアカウントにサインインして利用中
- ESU登録のときだけ、Microsoftアカウントで一時的にサインイン → 登録後はローカルに戻している→時々Microsoftアカウントにログイン
こちらも、Windows10ユーザーの方には必見です。👇
【急げ!】「Windows10」ESU登録後にやるべき3つのこと|2025年10月14日までに確認必須!
🧭 Microsoftアカウントの作り方(簡単3ステップ)
ESU登録にはMicrosoftアカウントが必要です。
でも「作ったことない」「昔作ったけど忘れた」という方も多いはず。
ここでは、Microsoftアカウントの作成手順を簡単にご紹介します。
🪄 ステップ1:公式ページにアクセス
Microsoft公式のアカウント作成ページにアクセスします。
👉 Microsoft アカウントの作成ページ
🪄 ステップ2:メールアドレスを入力
- お持ちのメールアドレスを使うか、新しく「@outlook.jp」などのアドレスを作成できます
- パスワードを設定し、名前・生年月日などを入力します
🪄 ステップ3:本人確認を完了
- セキュリティコードがメールまたはSMSで届くので、入力して本人確認を完了します
- これでMicrosoftアカウントの作成は完了!
🔐 セキュリティ質問は設定するべき?
Microsoftアカウント作成時には、基本的にメールやSMSによる本人確認が行われます。
ただし、セキュリティ質問の設定を求められることもあります。
これは、パスワードを忘れたときやアカウント復旧時に使われる**“最後の鍵”**です。
設定する場合は、答えを忘れないようにメモしておくのが安心です。
🧭 ローカルアカウントの作り方(Windows10)
Microsoftアカウントではなく、ローカルアカウントで使いたい方へ。
ここでは、Windows10でローカルアカウントを作成する手順をご紹介します。
🪄 ステップ1:設定を開く
- スタートメニュー → 設定(歯車アイコン)をクリック
- 「アカウント」→「家族とその他のユーザー」を選択
🪄 ステップ2:「その他のユーザーをこのPCに追加」
- 「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリック
- 「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択
🪄 ステップ3:「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加」
- ここで「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加」を選ぶと、ローカルアカウント作成画面に進みます
🪄 ステップ4:ユーザー名とパスワードを設定
- 任意のユーザー名を入力
- パスワードとセキュリティ質問(3つ)を設定
- 忘れないように、セキュリティ質問の答えはメモしておくのが安心です
違いを知るだけで、次の一歩がラクになる
わたし自身、ESU登録のタイミングでようやく違いを理解しました。
今さら聞けない…と思っていたけど、知ってみると意外とシンプル。
やっと、すっきり~
それにしても、何にも知らないユーザーをしれっとアカウント登録させるとは、油断がならないMicrosoft(笑)
📝番外編:ローカルアカウントパスワード設定、ドキドキの瞬間
実は、わたし、ローカルアカウントのパスワード設定、面倒くさくてずっと後回しにしていたんですよね。
以前は、確かPINコードでパソコンにログインしていたんだけど、
パソコンの修理業者さんがPINコードなしでログインできるように設定してくれていて(今思えば、なぜだかわからないけど)
この記事を書くにあたり、ふと「このままじゃ誰でもパソコン開けるよね…?」と気づいたんです。
🕵️♀️【科捜研の女】パスワード未設定の悲劇
「犯人のパソコンを調べろ!」
「パスワードがわからないから無理です、警部!」
「急いで、科捜研へ行って、榊に調べてもらえ!」
…と思ったら、パスワード未設定で即ログイン(笑)
「警部、ここにこんな証拠写真が入ってますよ!」
って、その場ですぐわかっちゃう(笑)
🧠 セキュリティ質問という罠
ローカルアカウントのパスワード設定画面を開いてみると、ただパスワードを入力するだけじゃなくて、
「パスワードを推測する言葉」も入力を求められました。
しかも、ローカルアカウントに戻すときにも、パスワードだけでなく“その推測する言葉”の入力が必須!
たまたま覚えていたからよかったものの、時間が経っていたら絶対忘れていたと思います。
これは、絶対罠だ!(笑)
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、
- 今さら人に聞けない、Microsoftアカウントとローカルアカウントの違いについて
- Microsoftアカウントとローカルアカウントの作成方法
- 番外編として、ローカルアカウントのパスワード設定に関する注意点
をお伝えしました。
この記事が、あなたのパソコンライフを少しでも安心で楽しいものにできたら嬉しいです。
ESU登録に関しては、こちらの記事にまとめています。
登録がまだの方は、ぜひチェックしてみてください。
ESU登録済みの方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
パソコンは、ある日突然壊れることがあります💦
もしもの時のために、日頃から準備しておきましょう。
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