こんにちは、突然、給湯器が壊れてますます新しいPCが遠のいた灯子です😢
2025年10月14日(日本時間10月15日)。
Windows10ユーザーにとって、泣いても笑ってもこれが最後のサポート(最後の無料セキュリティ更新)。
窓の杜「Windows 10」のサポートが終了 ~最後の「Windows Update」がリリース
この記事では、その最後の更新の流れの様子をお伝えしたいと思います。
所要時間はなんと約80分。
途中で画面が止まったり、更新履歴が見つからなかったりと、最後までドキドキハラハラの展開に…💦
果たして無事に終わるのか…?
灯子の挑戦が始まる!
🏆 わたしのプチ自慢
その前に、嬉しいご報告を一つ。
「Windows10パッチチューズデー」で検索したところ、わたしの記事が検索結果の3番目に表示されていました。
かなりニッチなキーワードではありますが、検証と発信を続けてきた成果が、こうして形になったことがちょっとした自慢です。
今回の記録も、そんな“実体験ベースの安心情報”として、読者の皆さんに役立ててもらえたら嬉しいです。
⚠️重要な更新の前にやっておくべきこと
更新前に、以下の2つはぜひやっておきましょう。
- 重要なデータのバックアップ
USBメモリーや外付けHDDなどに保存しておくと安心です。 - 復元ポイントの作成
復元ポイントというのは、Windowsを更新前の状態に戻せる保険のような機能。
万が一の不具合に備えて、作成しておくと安心です。
ビビりの灯子は、もちろん両方やりました💦
復元ポイントの作成手順
- スタートメニューで「復元ポイントの作成」と検索
- 「システムのプロパティ」→システムの保護→対象ドライブ(通常はC:)を選択
- 「作成」ボタンをクリック
- 任意の名前(例:「更新前2025年10月16日」)を入力して「作成」
これでひとまず安心。
外付けHDDに関しては、こちらの記事で詳しくまとめています:
👉ESU登録+外付けHDDで“もしも”に備える|Windows10ユーザーのわたしが選んだ延命術
⏱ 更新の流れ(所要時間:約80分)
Microsoft による、Windows10の最後の更新プログラムが提供されたのが2025年10月14日(火)(日本時間10月15日(水))。
15日の朝、7時にPCを確認したところ、まだ更新は届いていないようでした。→会社に出勤
帰宅して、19時20分ごろ、PCを起動したのですが、更新ボタンが出ていなかったので、すぐにWindows Updateを開き、「更新プログラム」をクリックしました。

Windows Updateで「更新プログラムのチェックをする」ボタンをクリックした後の画像
その後の流れは、以下のようになっています。
ステップ | 所要時間 | メモ |
---|---|---|
更新プログラムをクリック | すぐ | 開始時点 |
ダウンロード開始 | 約20分 | 待つも、ダウンロードが進まず、停滞感あり |
やむなく再起動 | 約15分 | 画面が切り替わるまで時間がかかった |
今すぐインストールをクリック | 約35分 | 進行中の画面表示あり |
再起動 | 約9分 | 最後の仕上げ |
ご覧のように、驚くほど時間がかかってしまいました💦
ダウンロード開始後、下の画像の状態のままで、動かなくなってしまったのです。
そこで、やむをえずPCを再起動させました。

Windows Updateの画面。利用可能な更新プログラム名が3つ表示されており、それぞれがダウンロード中になっています。
ところが、この再起動がなかなか終わらず、壊れてしまったのでは…という恐怖感に襲われ、スマホで再起動が終わらないときの対処法を必死で探しました。
でも、15分ほどで、再起動が終わったので、ホッとしました。
灯子のパソコンライフはいつもこんな感じです(笑)
🔍 適用された更新プログラム
今回の更新で提供されたのは、3つのプログラム
- KB5066747:.NET Framework 3.5、4.8、4.8.1の累積更新
- KB5066791:Windows 10 Version 22H2の累積更新
- KB890830:悪意のあるソフトウェアの削除ツール(v5.136)
IT苦手な灯子には、よくわからないけど、KB890830なんか、特に重要に思えます。
補足:KB番号の違いって?
Windows Updateでは、更新プログラムに「KB(Knowledge Base)番号」が付いています。
この番号の“頭の数字”で、ある程度の種類や目的がわかります。
- 50番台(KB5066747・KB5066791):毎月の累積更新。セキュリティや不具合の修正が中心。
- 89番台(KB890830):悪意のあるソフトウェアを検出・削除する専用ツール。品質更新とは別枠。
無事、インストールが終了、再起動もできたので、これで安心!
しかし、灯子は、いろいろ確認しないとすぐ心配になってしまう性分。
そこで、KB5066747/KB5066791/KB890830のすべてが正常インストールできているのかどうかチェックしてみました。
KB5066747とKB5066791は、更新履歴で正常インストールを確認。

KB5066791とKB5066747が正しくインストールされましたと表示されている。
しかし、KB890830は履歴に表示されていないのです。
え、これ一番重要そうなのに?
🔍「見えない更新の正体を終え!KB890830はどこに消えた?」
ここで、AI Copilot 登場~👏👏👏
一緒に、履歴を探すお手伝いをしてもらいました。
①Copilotの誘導で mtg.log
なるものを探したが、見つからず。
②続いて、Windowsセキュリティをチェック→「アプリとブラウザーの制御」に”アラート”マークが!→すぐ処置を行い、アラートは解消→WindowsセキュリティはすべてOK。
以上のことから、Copilotは「KB890830は有効になっている可能性が高い」と判断。
とはいえ、あくまで”可能性が高い”だけであって、確定じゃない。
(AIまでも疑ってかかる灯子…)
でも、その粘りが功を奏し、とうとう見つけました。
Windows Updateの更新履歴画面をず~っと下までスクロールしていくと、あったんです!
【その他の更新プログラム】のところに!
単純なことでした。
更新の種類が違うから、履歴の表示される場所も違うんですね💦
とにかく、これで安心。
ついでに、OSビルドについても確認してみました。
わたしのPCのOSビルドは「19045.6456」
これは、2025年10月14日に配信された Windows10 最終更新「KB5066791」によるものです。
言い換えれば、Windows10のサポート終了を象徴する最終バージョンとも言えます。
OSビルドにおける「ESU登録と更新維持の違い」
普段なじみのないOSビルドですが、ESU登録をしたい人にとっては知っておく必要があります。
OSビルドの確認方法:
スタートメニュー → 設定 → Windows Update → [OSビルドとシステム情報]
ここで、バージョン、OSエディション、OSビルド番号がすべてわかります。
OSビルド確認方法やESU登録の条件については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉【実録】Windows10延命大作戦 |Microsoft Rewardsポイントで(ESU)登録完了!
以下の画像は、更新後のわたしのOSビルドを表しています。
ESU登録とESU更新維持の違い
ESU登録と、登録後に更新を受け続けるための条件は、実は少し違います。
ESU登録は一度条件を満たせばOKですが、登録後に更新を受け続けるには、環境を維持する必要があります。
それぞれの目的と必要な条件を、OSビルド番号を軸に整理してみました。
目的 | 必要な条件 |
---|---|
登録ツールが動作するかどうか | 19045.6159以上 |
ESU更新を受け取れる状態かどうか | 最新の累積更新を適用していること (例:KB5066791で19045.6456) |
※この情報は2025年10月時点のものです。今後変更される可能性があります。
ご自身のPCがESU登録の条件を満たしているかどうか、また、更新を受け続けるための条件は満たしているのか、ぜひ一度OSビルド番号を確認してみてくださいね。
⏳最後の更新は重い?
今回の更新、なんと約80分もかかってしまいました。
「え、そんなに?」と思われるかもしれませんが、ダウンロードが止まったり、再起動が長引いたりと、なかなかスムーズには進まず…💦
あまりに時間がかかるので、Copilotに「これって大丈夫なの?」と聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました:
Copilotによる解説(灯子がかみ砕いてお届け)
- 更新の中身がぎっしり
今回の更新には「KB5066791」というパッチが含まれていて、セキュリティの修正や古い部品の整理など、かなりいろんな作業が詰め込まれていたそうです。
たとえば、昔のFAX機能に使われていた部品(ltmdm64.sys)を削除したり、企業向けの証明書の更新なども含まれていて、処理に時間がかかるのは当然だったみたい。 - サポート終了の“最後の仕上げ”
2025年10月14日でWindows10の公式サポートが終了。今回の更新はその“最後の仕上げ”だったので、不要な機能の整理や構成の見直しなど、いつもより重たい作業が含まれていた可能性があるそうです。 - ダウンロードが止まったのは混雑かも?
「ダウンロード中のまま20分」という状況は、Microsoftの更新サーバーが混み合っていたり、パソコンの中で他の作業とぶつかっていたりしたことが原因かもしれないとのこと。 - 再起動後も裏でいろいろやってた
再起動した後も、ドライバの整理や証明書の更新など、見えないところで細かい作業が続いていたようで、ここでも時間がかかったみたいです。 - 一部では不具合も報告されていた
一部の環境では、BitLockerの回復要求が出たり、PINでログインできなくなったり、共有フォルダにつながらないなどの不具合もあったそうです。だからこそ、慎重な更新処理になっていたのかもしれません。
なるほど、Copilotの話を聞いてみると、今回の更新が“特別に重かった理由”が少しずつ見えてきました。
わたしのPCだけじゃなく、他の環境でも時間がかかっていた可能性があるんですね。
もし、あなたの更新も「なんか遅いな…」と感じたら、同じような原因が関係しているかもしれません。
どうぞ、参考になさってください。
📝 まとめ:今後のこと
いかがでしたか?
この記事では、Windows10の最後の更新プログラム適用の様子を実際のわたしのPCの画像を交えながら、お伝えしました。
80分にも及んだ更新作業…
ひょっとしたら、更新ボタンが表示されてから、更新作業に入った方が良かったのかもしれません。(今となってはわからりませんが💦)
もともと、パソコンにはあまり詳しくないので、こういった重要な更新作業には、毎回とても神経を使います。
プロの方から見れば「そんなことで?」と思われるかもしれませんね。
さて、Windows10の無料サポートは2025年10月14日で終了しました。
これ以降のセキュリティ更新は、ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)に登録しているデバイスのみが対象になります。
ESUの初回提供は、11月のパッチチューズデー(米国時間11月11日、日本時間11月12日)に予定されています。
2024年4月3日に公開された、Microsoft公式ブログ「Windows Blog for Japan」では、
最初のESUは2025年11月に利用可能になります。
と明記されています。
しかし、これはあくまで企業向けであって、個人ユーザーに関しては記述がありません。
なので、個人ユーザー向けのESUの初回提供は、11月のパッチチューズデー(米国時間11月11日、日本時間11月12日)というのは、あくまで現時点での推測となります。
この時に、ESU更新ができるのかどうか、が重要なポイントになってきます。
この日も、わたし自身の体験をレポートしていく予定ですので、どうぞお楽しみに!
そして、
これから2026年10月13日までの約1年間
Windows10を使い続けるのか(だんだん使いづらくなっていくのは間違いないでしょう)
Windows11に買い替えるのか(いろいろ不具合を聞くので、まだ買い替える気になれない…)
残された時間を使って、ゆっくりと考えたいと思います。
それと、給湯器は突然壊れますから、ご注意くださいませ~💦
ESU登録がまだできていない!という方は
👉【2025年最新版】Windows10 ESU登録はこれで解決!Microsoft Rewards・バックアップ・登録画面の出し方まで徹底解説
ESU登録は完了!次のステップはこちらの記事でご確認ください。
👉【急げ!】「Windows10」ESU登録後にやるべき3つのこと|2025年10月14日までに確認必須!
※本記事は筆者の環境での体験をもとに記載しています。状況によっては異なる結果になる場合がありますので、参考情報としてご活用ください。
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