先日、役所に行った時のこと
一人の女性が窓口で、女性職員からの説明を受けていた。
年のころは
私よりも二回りぐらい下かな
(※自分の年齢にハッと驚く💦)
漏れ聞こえてくる話から推測すると
ご主人が亡くなられたようだった。
あっ、
私と同じだ・・・
彼女も
胸が張り裂けんばかりの悲しみを味わっただろうに・・・
でも
夫が亡くなった後の現実は目まぐるしい。
いろいろと手続きがあるからだ。
特に現代人は、
パソコンやスマホを持っているので、家族でも知らないサービスを利用していることも多い。
私も、夫のパソコンのメール履歴を必死で調べ、サブスクリプションの利用を止めたことがある。
家族の誰かが突然死してしまった場合、
スマホのロックがかかっていて、どうしたらいいのかわからないなんて話も聞いたことがある。
彼女には、育ち盛りのお子様もいる様子。
一方、私の子供たちは全員成人している。
夫の最後の時
私は、「なんで病院にいるの?」とか
わけのわからないことを繰り返して言っていたらしく、
見るに見かねた長男が、私の代わりに喪主を務めてくれた。
子供たちが、それぞれできることをやって、私を助けてくれた。
でも、幼い子供たちだったらどうだろう。
勿論、幼い子供であっても、
子供なりに頑張って母親を支えてはくれるだろう。
でも、母親の肩には、家族の「生活を支えていく」という大きな責任がかかるのだ。
そんなことを考えつつも
私は、ただ、座っている彼女の背中を見ながら
心の中で
頑張ってくださいってつぶやくしかなかった。
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