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今さら聞けない💦Microsoftアカウントとローカルアカウントの違いとは?

※この記事にはプロモーションが含まれています。

「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」の違いに悩む女性のイラスト。中央に「アカウントの違い、知っていますか?」という日本語のタイトル。背景にはクラウドや鍵などのアイコンが散りばめられている。 Windows10延命術
この記事は約13分で読めます。

こんにちは、Windows10ユーザーの灯子です。

今、わたしは、Windows10サポート終了に伴うESU登録に関する記事を全力でお届けしております(笑)

ESU登録では、とても重要になってくる、

Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」。

でも、この2つの違いって、意外と知らない人も多いのではないでしょうか?

実は、わたくし灯子も、ESU登録するまでは両者の違いに全く気付いておりませんでした。

ということで今回は、

  • パソコンは使っているけど、初期設定は他人任せ、あるいは昔やったきりで覚えていない
  • 「Microsoftアカウント?ローカルアカウント?何それ?」
  • Windows10のサポート終了で、今さらだけど不安になってきた…

そんな方に向けて、わたし自身の体験を交えながら、「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」の違いについてわかりやすく解説していきます。

わたし自身の話:ESU登録でようやく気づいた

Windows10のESU登録に関わるまで、正直「Microsoftアカウントとローカルアカウントの違い」をちゃんと理解していませんでした。

今のパソコンは自分で初期設定したのですが、なんとなくMicrosoftアカウントを作った記憶はあるものの、
なぜかローカルアカウントで使っていたんです。

プライバシーの兼ね合いでローカルアカウントを選んだのか、パソコンの修理業者の方が、ローカルアカウントに設定していったからなのか、正直、まったくわかりません(笑)

そもそもアカウントって何?

Windowsでは、誰がパソコンを使っているかを管理するために「ユーザーアカウント」が必要です。
このアカウントがないと、ログインしてデスクトップにたどり着くことすらできません。

そして、アカウントには2種類あります。

それが、

  1. Microsoftアカウント
  2. ローカルアカウント

アカウントが2つあるためにいろいろとややこしく思えてしまうんですよね。

では、それぞれのアカウントを簡単にご説明しましょう。

Microsoftアカウントとは?

  • メールアドレスでログインする“クラウド型”のアカウント
  • 複数の端末で設定やデータを同期できる
  • OneDriveやMicrosoft Storeなどのサービスが使える
  • パスワードを忘れても、オンラインで復旧できる

ローカルアカウントとは?

  • パソコン本体にだけ存在する“オフライン型”のアカウント
  • ログイン時にインターネット接続は不要(※ネットは普通に使える)
  • クラウド連携はなし。OneDriveなどは使えない
  • プライバシー重視・シンプルな使い方向け
※「オフライン型」と言っても、ネットが使えないわけではありません。
あくまで“アカウントの作成やログインにネットが不要”という意味です。

あらためて、表にまとめてみると以下のようになります。

項目 Microsoftアカウント ローカルアカウント
ログイン方法 メールアドレス 任意のユーザー名
データ同期 あり(複数端末) なし(PC内のみ)
利用できるサービス OneDrive、Storeなど 制限あり
プライバシー やや低め 高め
パスワード復旧 オンラインで可能 難しい場合あり

Microsoftアカウントとローカルアカウント、どっちがいい?

Windowsを使うときに、「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」のどちらでサインインするかを選べます。

どっちが良い・悪いという話ではなく、使い方に合わせて選べばOKです。

⚠️ Microsoftアカウントの“ちょっと困る”ポイント

Microsoftアカウントは便利な反面、使ってみると「ちょっと困るかも…」と感じる場面もあります。

Microsoftアカウントで初期設定をすると:

  • ユーザーフォルダ名が勝手に決まる
    例:「khb02323@test.jp」「C:\Users\khb02」など、意味不明な名前になることも。
    この名前は後から変更が難しく、ソフトによっては不具合の原因になることもあります。
  • クラウド前提の設計になっている
    OneDriveや設定の同期など、裏側でクラウド連携が前提になっているため、ローカルで完結したい人には違和感があるかもしれません。
  • プライバシー設定が複雑になる
    アクティビティ履歴や広告IDの連携など、Microsoftアカウント利用時はWindowsの設定項目が増えて、管理がややこしく感じることも。
  • アカウント復旧がメール依存になる
    パスワードを忘れたときは、登録したメールアドレスや電話番号が必要。もし使えなくなっていたら、復旧が難しくなることもあります。
  • OneDriveの同期が重くなることも…
    特にWindows11では、Microsoftアカウントでサインインすると、パソコンの「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」などが自動でOneDriveにバックアップされる仕様になっています。
    初期設定で同期をオフにする選択肢が表示されないこともあり、知らないうちに同期が始まっているケースも。
    この点に関して、Windows11ユーザーの間で不満の声が多く上がっているようです。

これらの“ちょっと困るポイント”は、Windows10でもWindows11でも共通して起こり得ます。
ただし、OneDriveの自動同期だけは、Windows11特有の仕様です。
以下に、両者の違いを表でまとめてみました。

🗂 Windows10と11の“困るポイント”比較表

困るポイント Windows10 Windows11 備考
ユーザーフォルダ名が勝手に決まる ✅ 共通 ✅ 共通 Microsoftアカウントで初期設定すると発生
クラウド前提の設計 ✅ 共通 ✅ 共通 OneDrive、設定同期、Edge履歴など
プライバシー設定が複雑になる ✅ 共通 ✅ 共通 アクティビティ履歴、広告IDなど
アカウント復旧がメール依存になる ✅ 共通 ✅ 共通 Microsoftアカウントの仕様
OneDriveの同期が重くなる ✅ 報告あり ✅ より顕著 Windows11は初期設定で自動同期される点が違い

こうした理由もあってか、最近は「ローカルアカウントのほうがいいかも」と感じる人が増えています。

特に、OneDriveの自動同期による動作の重さに不満を抱くユーザーが多いようです。

Windows10では、OneDriveを有効にすることや、バックアップは自分で設定しない限り自動では行われません。

しかし、Windows10パソコンにおいても、OneDriveの同期によってPCが重くなるという報告は複数あるようです。

OneDriveは、便利な機能ですが

  • 同期のせいでパソコンが重くなることがある
  • 無料の容量(5GB)ではすぐに足りなくなり、エラーが出る
  • 古いパソコンやスペックが低い機種では、動作が遅くなる原因になる

ということは念頭に置いておく方がいいかもしれません。

ローカルアカウントに切り替える方法はこちら👇
🧭 ローカルアカウントの作り方(Windows10)

まとめると

  • Microsoftアカウントは、クラウドや複数の端末で便利に使いたい人向け
  • ローカルアカウントは、シンプルで軽い環境を好む人向け

どちらを選ぶかは、自分の使い方次第。

でも、

OneDriveの同期がパソコンの動作に影響するという事実は、選ぶときの参考になります。

実際、Microsoft自身も「OneDriveの同期がパソコンの動作に影響する可能性がある」と公式に認めています。
詳しくは、こちらの記事で紹介されています👇
📰 参考記事:MicrosoftがWindowsを遅くする2つの機能を明らかに
Windows11に関して、こんなニュースが飛び込んできました!!

Windows 11、Microsoftアカウント必須化へ 回避策を無効に

Microsoft社は、Windows11での初期設定をMicosoftアカウント必須にする変更をしたそうです。

この記事に対するコメントから推測すると、今後もかなりのユーザーから不満が噴出するのではないでしょうか。

Windows離れの加速?
知らんけど(笑)

▲ 目次に戻る

実際のわたしの使い方

現時点のわたしの使い方は、プライバシー重視で、

  • パソコン起動時はローカルアカウントでログイン
  • OneDriveやデータ同期は使っていない
  • Microsoft Rewardsのポイ活は、ブラウザでMicrosoftアカウントにサインインして利用中
  • ESU登録のときだけ、Microsoftアカウントで一時的にサインイン → 登録後はローカルに戻している→時々Microsoftアカウントにログイン
ESU登録にはMicrosoftアカウントが必要
普段ローカルアカウントで使っていても、ESU登録にはMicrosoftアカウントでのサインインが必須です。
登録後はローカルに戻しても問題ありません。
何故、わたしが時々Micosoftアカウントへログインしているのか、その理由は、こちらの記事でまとめています。
こちらも、Windows10ユーザーの方には必見です。👇

【急げ!】「Windows10」ESU登録後にやるべき3つのこと|2025年10月14日までに確認必須!


🧭 Microsoftアカウントの作り方(簡単3ステップ)

ESU登録にはMicrosoftアカウントが必要です。
でも「作ったことない」「昔作ったけど忘れた」という方も多いはず。
ここでは、Microsoftアカウントの作成手順を簡単にご紹介します。

🪄 ステップ1:公式ページにアクセス

Microsoft公式のアカウント作成ページにアクセスします。
👉 Microsoft アカウントの作成ページ

🪄 ステップ2:メールアドレスを入力

  • お持ちのメールアドレスを使うか、新しく「@outlook.jp」などのアドレスを作成できます
  • パスワードを設定し、名前・生年月日などを入力します

🪄 ステップ3:本人確認を完了

  • セキュリティコードがメールまたはSMSで届くので、入力して本人確認を完了します
  • これでMicrosoftアカウントの作成は完了!

🔐 セキュリティ質問は設定するべき?

Microsoftアカウント作成時には、基本的にメールやSMSによる本人確認が行われます。
ただし、セキュリティ質問の設定を求められることもあります。

これは、パスワードを忘れたときやアカウント復旧時に使われる**“最後の鍵”**です。
設定する場合は、答えを忘れないようにメモしておくのが安心です。

💡 ローカルアカウントでも、セキュリティ質問の答えが求められる場面があります。
「ヒント」ではなく「本人確認の答え」になるので、軽く考えずにしっかり管理しましょう!

🧭 ローカルアカウントの作り方(Windows10)

Microsoftアカウントではなく、ローカルアカウントで使いたい方へ。
ここでは、Windows10でローカルアカウントを作成する手順をご紹介します。

🪄 ステップ1:設定を開く

  • スタートメニュー → 設定(歯車アイコン)をクリック
  • 「アカウント」→「家族とその他のユーザー」を選択

🪄 ステップ2:「その他のユーザーをこのPCに追加」

  • 「その他のユーザーをこのPCに追加」をクリック
  • 「このユーザーのサインイン情報がありません」を選択

🪄 ステップ3:「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加」

  • ここで「Microsoftアカウントを持たないユーザーを追加」を選ぶと、ローカルアカウント作成画面に進みます

🪄 ステップ4:ユーザー名とパスワードを設定

  • 任意のユーザー名を入力
  • パスワードとセキュリティ質問(3つ)を設定
  • 忘れないように、セキュリティ質問の答えはメモしておくのが安心です
💡 作成後は、スタートメニューから「ユーザーの切り替え」でローカルアカウントにログインできます。
ESU登録時はMicrosoftアカウントが必要ですが、登録後はローカルアカウントに戻しても問題ありません。

違いを知るだけで、次の一歩がラクになる

わたし自身、ESU登録のタイミングでようやく違いを理解しました。

今さら聞けない…と思っていたけど、知ってみると意外とシンプル。

やっと、すっきり~

それにしても、何にも知らないユーザーをしれっとアカウント登録させるとは、油断がならないMicrosoft(笑)

▲ 目次に戻る

📝番外編:ローカルアカウントパスワード設定、ドキドキの瞬間

実は、わたし、ローカルアカウントのパスワード設定、面倒くさくてずっと後回しにしていたんですよね。

以前は、確かPINコードでパソコンにログインしていたんだけど、
パソコンの修理業者さんがPINコードなしでログインできるように設定してくれていて(今思えば、なぜだかわからないけど)

この記事を書くにあたり、ふと「このままじゃ誰でもパソコン開けるよね…?」と気づいたんです。

🕵️‍♀️【科捜研の女】パスワード未設定の悲劇

「犯人のパソコンを調べろ!」
「パスワードがわからないから無理です、警部!」
「急いで、科捜研へ行って、榊に調べてもらえ!」

…と思ったら、パスワード未設定で即ログイン(笑)

「警部、ここにこんな証拠写真が入ってますよ!」
って、その場ですぐわかっちゃう(笑)

匿名性のある男性が手錠をかけられている様子と、暗いPC画面。背景に数字が並ぶ。

🧠 セキュリティ質問という罠

ローカルアカウントのパスワード設定画面を開いてみると、ただパスワードを入力するだけじゃなくて、
「パスワードを推測する言葉」も入力を求められました。

しかも、ローカルアカウントに戻すときにも、パスワードだけでなく“その推測する言葉”の入力が必須!

たまたま覚えていたからよかったものの、時間が経っていたら絶対忘れていたと思います。

これは、絶対罠だ!(笑)

補足:「パスワードを推測する言葉」は正式には「セキュリティ質問」と呼ばれるものだそうです。
ローカルアカウントに戻すときや設定変更時にも“入力”が求められるようです。
つまり、パスワードを“思い出すためのヒント”ではなく、本人確認の鍵として機能しているということ。

まとめ

いかがでしたか?

この記事では、

  • 今さら人に聞けない、Microsoftアカウントとローカルアカウントの違いについて
  • Microsoftアカウントとローカルアカウントの作成方法
  • 番外編として、ローカルアカウントのパスワード設定に関する注意点

をお伝えしました。

この記事が、あなたのパソコンライフを少しでも安心で楽しいものにできたら嬉しいです。

 

ESU登録に関しては、こちらの記事にまとめています。

登録がまだの方は、ぜひチェックしてみてください。

ESU登録済みの方は、こちらの記事をチェックしてみてください。

パソコンは、ある日突然壊れることがあります💦

もしもの時のために、日頃から準備しておきましょう。


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