私たち大人は
子供にいじめをしてはいけないって言うけど、
じゃあ、大人の世界はどうなんだろうかって思う。
大人の世界にこそ、いじめがはびこり、
そうした大人たちの行動を子供たちも反映している。
つまり、子供の世界は大人の世界の映し鏡じゃないかって。
社会に出たら、厳しいこと言われて当然
そんなこと言われたぐらい、気にするな
上司の命令は絶対だ
そんなことが当たり前のように言われていないだろうか。
最近はパワハラだのモラハラだの言われ出して、
企業によっては研修制度があり、少しは改善されてきてはいるかもしれないけど、
それも、一部の企業であって、まだまだ根深いのではないかって思う。
じゃあ、そもそもなんで私たちの世界はこんなことになってしまっているのだろう。
誰だって、いじめはいけないことだってわかってるのに・・・
その答えはこの動画の中にありました。
私は、アシュタールの言葉にはっとさせられました。
5分ほどなので、どうぞ最後までご覧になってください。
この動画を見ながら、自身の子供の時代を振り返ってみました。
確かに、先生の言うことをよく聞く子はいい子、よくできた子として評価されました。
でも、そこから少しでも離れると、この子は手に負えない子だ、変わった子だとレッテルを貼られていました。
子供たちも敏感に先生の気持ちを察知するので、少しでも自分たちと違うと感じる子供を、いじめの対象としてしまうことがありました。
同じことが、自分の子供たちの頃にもあったと思います。
私たちは、知らず知らずのうちに、権力に従順になるよう教育されてきたのです。
考えることなく、ただ、従順であれと。
一人一人を尊敬、尊重する教育、自分を大切にする教育を受けてこなかったんですね。
そう考えると、あらゆることに合点がいきます。
個を大切にすることよりも、家族、学校や企業、ひいては社会や国のために尽くす、犠牲になることが美徳とされてきました。
だから、それに従わない人は、変な人、悪い人になってしまう。
そして、学校や会社からつまはじきされてしまうのです。
でも、社会や国が私たちを幸せにしてくれるのでしょうか。
私たちの祖父母の時代、国を守るためにと言われ、多くの人たちが戦地へと向かいました。
私たちが一生懸命貯めた年金を、なんやかんや言い訳をつけて支給額を減らすことばかり考えている国。
昔は、老後は年金があるから安心だと思っていたのです。
でも、今は、年金だけでは暮らしていけないから自分たちで何とかしろって言っている国。
そんな国が幸せにしてくれるのでしょうか。
世間体が悪いからと、あれやるな、これやるなと言われることがあるけど、
果たして、世間は私たちを幸せにしてくれるのでしょうか。
私は、自分自身をないがしろにして幸せになることはできないと思います。
ましてや、国や社会、会社や他人が幸せにしてくれるというのは、もはや妄想に過ぎないのではないでしょうか。
私たちは、今、長きにわたり教えられてきたことをもう一度振り返って見る必要があると思います。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました。
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