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食品だけ消費税0%の“人参ぶら下げ感”。本当にお得なのか考えてみた

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ぶら下げられた人参を見つめる馬のイラストと、その様子を片隅でほくそ笑みながら見ている政治家風の男性。画像上部右寄りに『食品消費税0%』、馬の顔の下に『その人参、本物?』、右下の政治家の組んだ手の下にブログ名『わたし時間ブログ』と書かれているアイキャッチ画像。 つぶやき・雑記
この記事は約4分で読めます。

こんにちは、灯子です。

普段はあまりニュースなど見ないわたしですが、

食料品の消費税率、「時限的にゼロ」案 高市政権の衆院選公約に浮上

という記事が目に入ってきました。

「食品だけ消費税0%」って聞くと、とても魅力的です。

食費が下がるなら家計は助かるはず…

でも、「本当にそうなのかな?」

さらに、”国民に美味しそうに見える人参をぶら下げているだけ”では?

とも思えてきました。

ということで、

この記事では、わたしが「食品だけ消費税0%」という公約に対して感じたことをまとめてみました。

🧮そもそも 消費税の納税額はどう決まるの?

まず、食品の消費税がどう計算されているのかを、
できるだけシンプルに整理してみました。

売上で預かった消費税 - 仕入れに含まれる消費税= 納める消費税

企業は「仕入れに含まれる消費税」を差し引いて納税します。

※ この「仕入れに含まれる消費税を差し引ける仕組み」のことを仕入税額控除(しいれぜいがくこうじょ)といいます。


🛒 仕入れに含まれる消費税ってどんなもの?

食品を作るには、いろんなコストがかかります。
その多くに消費税が含まれているのです。

たとえば:

  • 包装資材
  • 輸送サービス
  • 外注費
  • 家賃
  • 光熱費
  • 設備
  • 事務用品

これらはすべて 消費税がかかるコスト です。

ただし、次のものは含まれません:

  • 非課税のもの(例:土地、住宅の家賃など)
  • 免税のもの
  • 給与(社員への給料) ← ここは消費税がかからない

つまり、
食品ができるまでには、たくさんの“消費税がかかったコスト”が積み重なっている
ということです。

この仕組みを踏まえると、

  • 食品だけ0%にすれば安くなる

という話が、本当にそうなのか気になってきます。

食品だけ0%にしても、

途中のコストに含まれる消費税はだれが負担するの?

という疑問が出てきたのです。


🧩税率を一部だけ変えると、制度がさらに複雑になる

消費税は、ただでさえ複雑です。

  • 8%と10%の軽減税率
  • インボイス制度
  • 仕入税額控除
  • 非課税・不課税・免税の違い

これらをすべて理解している人は、ほとんどいません。
わたし自身も、調べれば調べるほど迷子になりました。

そんな中で「食品だけ0%にする」となると、
また新しい例外が増え、
経理部門の負担や事務作業がさらに増える可能性があります。


🍱食品0%になっても、期待したほど安くならない可能性がある

スーパーでは、「本体価格+消費税」でレジで計算されます。

だから消費者の感覚では、

  • 今:100円の商品 → 108円払う(軽減税率8%)
  • 食品0%になれば:100円だけ払えばいい

確かに、ここだけ見れば8円安くなります。

でも、食品ができるまでには、

前述のように、たくさんの’消費税がかかったコスト”が積み重なっています。

食品0%になっても、

これらのコストに含まれる10%の消費税はそのまま残ります。

もしこの部分の消費税を企業が負担する形になるなら、
その負担を

  • 商品価格に転嫁
  • 量目変更(値段は据え置きで内容量だけ減らす=実質値上げ)

といった形で調整する可能性があります。

つまり、

食品0%になっても、消費者が期待するほど価格が下がらないこともあり得る、ということです。

そして、これはすべて制度設計がどうなるか次第 です。


🥕 わたしが感じている“人参ぶら下げ感”

「食品0%」という言葉は、とても魅力的に聞こえます。

でも、

  • 「選挙前だけ国民に良さそうな政策を見せているだけでは?」
  • 「本当に生活が楽になるのかは不透明」
  • 「制度の複雑化や別の増税が進むのでは?」
  • 「食品消費税0%に国民の注意を向けて、しれっと改憲しようとしているのでは?」

と感じてしまう部分もあります。

一部では、

「今回の解散総選挙は、裏金問題で批判された議員を
選挙で“復活”させる狙いもあるのでは」

という見方も出ています。

もちろん、これはあくまで

“そう感じる人がいる”という話で、事実として断定できるものではありません。

でも、こうした不信感が生まれてしまうほど、

税制や政治の説明が不十分で、国民の目線から見て分かりにくいのは確かです。


🔍わたしの結論:複雑な制度をいじるより、シンプルに見直す方がいい

食品0%が良いか悪いかは、制度が決まっていない以上、断定はできません。

ただ、今回調べてみて強く感じたのは、

税率を一部だけ変えても、ひずみができるだけ。
だったら、もっと根本的にシンプルに見直す方がいい。

ということでした。

消費税そのものをどうするか。
これは、もっと大きな視点で議論されるべきテーマだと思います。

もちろん、わたしは、「消費税は撤廃」の一択ですが。


📘税制は「誰でも理解できるもの」であるべき

税金は、全国民が徴収対象です。

なのに、制度が複雑すぎて理解している人がほとんどいません。

  • 知っている人だけ得をする
  • 知らない人は損をする

そんな仕組みは、やっぱり健全ではありません。

税制は、本来もっとシンプルであるべき。

誰でもが理解できるものでないといけないとわたしは思います。

そして、
わたしたち国民も、もっと税制に関心を持って、

おかしいものには「おかしい」と声をあげていくべきだと思っています。

制度は勝手に良くなるものではありません。

わたしたちが「分かりにくい」「納得できない」と言い続けることで、
少しずつでも変えていくことができるのではないでしょうか。

わたしは、高市人気はある意味、作られたものであり、時折、冷静に何が行われようとしているのか、観察していこうとは思っています。

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