こんにちは、灯子です。
Windows10のサポートが終了しても、わたしはまだこのパソコンを使い続けたい。
長年連れ添ったこの子(パソコン)を、そう簡単には手放したくありません。
そんな思いで、ESU(拡張セキュリティ更新)登録にも挑戦しました。
その奮闘記は、👉【実録】Windows10延命大作戦 |Microsoft Rewardsポイントで(ESU)登録完了!
にまとめていますので、よければご覧ください。
このブログを読んでくださっているあなたも、きっと私と同じように【まだ使いたい】と思ってるはず。
そこで今回は、そんなあなたの大切なパソコンを夏の熱暴走から守るための、意外すぎる10円玉の活用法をご紹介します。
パソコンの冷却から生活の消臭まで、知って得する裏技です。
なぜPCは熱暴走するのか?
夏になると、ノートパソコンのファンが「ブォォォォ…」と唸り始める。
まるで「もう限界です…」と訴えているかのような音に、思わず心配になりますよね。
特に古いPCは、内部の冷却ファンが劣化していたり、排気口にホコリが溜まっていたりして、熱がこもりやすい構造になっています。
ESU登録で延命したWindows10機なら、なおさら大切に使いたいところ。
熱暴走が起きると、以下のような症状が出ることも:
- 動作が急に重くなる
- 画面がフリーズする
- ファンが常に全力稼働
- 最悪の場合、強制シャットダウン…
つまり、熱対策は延命の仕上げとも言えるのです。
10円玉冷却!?この子(パソコン)を守る意外な裏技
10円玉冷却法とは?
最近は、キャッシュレス化が進んで、お財布の中で居場所を失いがちな10円玉。
ゆうちょ銀行に至っては、ATMに1枚預け入れるだけで手数料110円・・・
いささか、かわいそうな扱いを受けている10円玉ですが、
実はこの小さな硬貨、意外な実力を秘めているのです。
その理由は、材質にあります。
10円玉の成分は以下の通り(※日本銀行ホームページより):
• 銅:95%
• 亜鉛:3~4%
• 錫:1~2%
そう、10円玉はほぼ銅の塊なんですね。
しかも、硬貨の中でもっとも銅の使用率が高く、最も多く流通している硬貨でもあります。
ここで注目すべきは「銅」。この素材こそが、10円玉の真価を引き出す鍵なのです。
銅は**熱をすばやく伝える性質(熱伝導性)**が非常に高く、実際にパソコンの冷却部品である「ヒートシンク」にも使われています。
ヒートシンクとは?冷却の仕組みをざっくり解説
ヒートシンクとは、パソコンやスマホなどの電子機器が熱くなりすぎないように、熱を空気中に逃がすための金属パーツのこと。
表面積を広げて、効率よく放熱する仕組みになっています。
楽天やAmazonなどでも、銅製のヒートシンクが普通に売られていて、特に夏場や高負荷作業をする人たちが「熱暴走対策」として購入することもあります。
つまり、10円玉はそのミニ版ヒートシンクとして使えるかも?という発想なんです。
10円玉の放熱効果に驚いた方は、専用のヒートシンクも検討してみてください。
10円玉の実際の使い方
わたしの場合、ノートPCの左側にある排気口のすぐ横のデスク面に、10円玉を数枚重ねて置いています。
排気口の真上にはスペースがないため、熱が逃げる隙間にそっと置くのがベストだと感じています。
実際に、排気口横に置いた10円玉は、熱を持って熱くなってきます。
※ただし、通気口の上に直接置くのはNG。空気の流れを妨げてしまうので、あくまで「近くに置く」がポイントです。
ちなみに以前は、キーボードの周辺にバラバラと置いていました。
出かける前には、10円玉を並べてから画面を閉じるという謎の儀式までしていたほど(笑)。
今思えば、冷却というより“銅の祈り”だったかもしれません。
そして最後に大事なことをもう一度。
10円玉冷却法は、あくまでPCのためのものです。
※くれぐれも、自分の頭に置いて“脳の熱暴走”を止めようとしないでくださいね。(笑)
10円玉の抗菌・消臭パワーもすごかった!
10円玉の魅力は冷却効果だけじゃありません。
実は、抗菌・消臭効果まであるというから驚きです。
銅の抗菌効果
10円玉の主成分である銅には、微量金属作用と呼ばれる強力な抗菌性があります。
日本銅センターの実験では、A型インフルエンザウィルスを銅に接触させて経過観察したところ、ウィルスの死滅及び減少が確認されたそうです。
さらに、ノロウイルスやO-157 などにも有効性があることがわかっています。
これらは銅イオンがウィルスや細菌類の活動を抑える効果があるためです。
だからこそ、たくさんの人が触るドアノブやハンドル、手すりなどを銅製にすることで、衛生面でのメリットが期待されているんですね。
硬貨って汚い?…と思いきや
「硬貨=汚い」というイメージ、ありますよね。
でも、10円玉は表面に細菌が繁殖しにくいという特性を持っているんです。
もちろん、酸化して黒ずんだ状態では効果が落ちるので、定期的な洗浄がポイント。
10円玉を使って冷蔵庫の脱臭剤を作ってみた!
わたしは、冷蔵庫の嫌~な臭い対策として、10円玉を使った自作消臭剤に挑戦。
これが意外と簡単で、しかも節約にもなるんです。
準備するもの
- 10円玉適宜
- お茶パック
- クエン酸 30g
- 水100cc
以上、4つです。
10円玉の汚れは酸化によるものです。このままでは、効果はあまり期待できないので、汚れを綺麗に落とす必要があります。
10円玉を綺麗にする方法はいろいろあるみたいですが、今回はクエン酸を使ってみることにしました。
10円玉洗浄方法(クエン酸水)
水にクエン酸を溶かして、10円玉をいれました。
実際に洗浄してみたらこんな感じになりました👇
(※写真:クエン酸水に浸けた10円玉の変化)
2~3分たったでしょうか、10円玉が綺麗になってきました。
これは酸化銅がクエン酸に溶けてできた銅イオンの色なんだとか。
科学の力って、ちょっと感動しますよね。
5分ぐらいたったところで、クエン酸水を捨てて、水で洗い、タオルで水けをしっかりふき取りました。
最初に比べると、随分綺麗になりましたね。
ティーバッグに入れて、10円玉消臭剤の出来上がりです。
※作成日を記入しておきましょう。
この10円玉消臭剤の凄い所は、また色が汚くなったら綺麗にして何度でも再利用できることです。
つまり、半永久的に再利用可能なんです。
例えば、キムコでしたら、1個200円前後だとして、1年に2個必要。ということは年間400~500円ほどかかりますね。
ところが、10円玉だったら、再利用ができるので、洗浄に使うクエン酸やティーバッグに多少お金がかかるぐらいです。ものすごい節約になりますね~❤
ちなみに今回私が使ったクエン酸は、こちらの食用クエン酸です。
私は、時々お風呂上りに重曹クエン酸水を飲んでいるので食用を買っています。
お掃除メインの方はもっとお安いクエン酸でいいと思います。
靴の消臭剤としてもgood!
冬場のブーツやスニーカーにも、10円玉消臭剤をポンと入れておくだけ。
片方に5枚以上が目安。これも抗菌・消臭効果が期待できる使い方です。
10円玉消臭剤のメリット・デメリット
では、10円玉消臭剤のメリット・デメリットについてまとめてみましょう。
メリット
- 人体への悪影響がほぼない。
- 誰でも手軽に作ることができる。
- 優れた抗菌、消臭効果が期待できる。
- 洗浄すれば、繰り返し利用できる。
- 節約に繋がる。
デメリット
- 10円玉を洗浄する必要があるので、作るのが多少面倒である。
- 汚れたまま(酸化した状態)では、効果がない。
わたし的にはデメリットはあまり考えられませんでした。
むしろ、市販の脱臭剤よりもコスパ最強という実感があります。
まとめ:10円玉は“10円以上”の価値がある!
最後に今日の記事をまとめてみましょう。
- 10円玉には冷却・抗菌・消臭という隠れた実力がある
- 冷蔵庫の脱臭剤や靴の消臭剤としても使える
- 洗えば何度でも使えるので、節約にもつながる
いかがでしたか?
10円玉、ただの硬貨と思っていたら、冷却・抗菌・消臭の三刀流だったとは驚きです。
しかも、ちょっとした工夫で生活のあちこちに活用できるなんて、まさに「10円以上の価値」がありますね。
実は、排水溝のヌメリ対策にも効果があるとか。
キッチンや洗面所でも、10円玉がひっそりと活躍してくれるかもしれません。
あなたの暮らしにも、きっと役立つはず。
10円玉の底力、ぜひ体感してみてくださいね。
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