こんにちは、灯子です。
2026年5月24日、灯子は「100分の自然ケア体験」in 三井寺
『大地の底から 流れが変わる 〜長等山山頂にて〜』に参加してきました。
今回は、スタッフの一人として、ほんの少しだけお手伝いもしながらの参加です。
早速、その模様をお伝えしたいと思います。
🌱「100分の自然ケア体験」とは?
「100分の自然ケア体験」は、三井寺の森を舞台に、
参加者が無理なく・できる範囲で・楽しみながら自然のお手入れを体験できるプログラムです。
作業といっても、専門的な技術は必要ありません。
森の様子を観察しながら、小さな穴を掘ったり、腐葉土や竹炭を撒いたり、── どれも「森が健やかでいられるための小さな一歩」です。
📌「100分の自然ケア体験」in 三井寺をご存じない方は、こちらの記事に詳しくまとめておりますので、是非、ご覧ください。👇
100分の自然ケア体験(三井寺)|森のお手入れは誰でもできる小さな一歩(2026年度)
🥾如意越えの道を歩いて、長等山山頂へ
集合場所では、まず森林インストラクターさんから、
山に入るときの注意事項について説明がありました。
今日は小学生の参加者もいて、虫や植物を見つけるたびに
「これ何?」「触っていい?」と興味津々。
その姿に、こちらまで少しワクワクしてきます。
そして、いよいよ如意越えの道へ。
如意越えの道に入って、まず目に飛び込んできたのが
大きな「如意平等岩」。
その迫力だけでなく、どこか“深遠さ”のようなものを感じさせる佇まいで、
思わず足が止まってしまいました。

さらに進むと、「だんご岩」と呼ばれる、
岩が横にずらりと並んだ不思議な景観にも出会いました。
上の部分が少し丸まっていて、
まるで串に刺さった“だんご”が道の脇に並んでいるようです。

如意越えの道は、思っていた以上に起伏があり、
古道らしい雰囲気がしっかり残っていました。
急勾配の坂道や階段、岩肌の道、落ち葉の積もった場所など、
自然のままの道を歩く楽しさがあります。

足元に気をつけながら、一歩ずつ登っていきました。
それにしても、子どもたちは本当に元気です。
急な坂道もひょいひょいと上っていく姿に、思わず笑ってしまいました。
一方、灯子はというと…
🍡この前、黒河道(くろこみち)を歩いたから、これぐらいどうってないよ!
と一人秘かに強がる灯子…
📌黒河道(くろこみち)の体験記事はこちらからご覧ください。👇
【危険すぎる?黒河道行】険しい山道を引き返した理由|静かな山道で野花に癒された時間🍡
途中休憩を兼ねながら、森林インストラクターさんから
いろいろなお話を伺いました。
- 鹿が増えすぎた理由は、かつて人間がオオカミを絶滅させてしまったからということ
- 鹿が草を食べ尽くし、山の植生が崩れてしまうこと
- 蜂は黒い服を“熊”と勘違いして襲ってくることがあること
また、スタッフリーダーさんからは、
「雨が降ると、山の道がどんどん削られてしまう」という話もありました。
山の土が固くなって水を含めなくなると、
雨が地面に染み込まず、表面を一気に流れてしまいます。
その勢いで土が削られ、道が崩れやすくなるのだそうです。
さらに、昔は木材として杉がたくさん植えられたけれど、
杉だけでは多様な生き物が育ちにくく、 豊かな森にはならないというお話もありました。
スタッフの一人とはいえ、山の知識はほとんどない灯子。
参加者の方と一緒になって「へぇ〜」と聞き入っていました。
そして、お二人の話を聞きながら、
「人間の行動が巡り巡って、自然のバランスを崩してしまうんだな」と、
山の中で感じる“気持ちよさ”の裏側にある現実を思いました。
この日はよく晴れていて、山の中を歩くのがとても気持ちよかったです。
木々の間を吹き抜ける風もやさしく、
お天気も風も、わたしたちをそっと後押ししてくれているかのようでした。
長等山山頂に着くと、眼下に広がる景色が一気に開けました。
参加者の方と「これは頑張って登ってきた人だけの特権ですね」と
思わず笑い合ってしまうほどの絶景でした。
🪵山頂での作業:大地の流れを整える小さな一歩
山頂では、まずドリルで木の根を傷つけないように
注意深く穴をあけていきます。

その穴に、竹炭 → もみ殻燻炭 → 腐葉土 → 落ち葉の順に入れていく作業。

単純な作業に見えますが、
「森の流れを整えるための大事な一手間」だと聞くと、
一つひとつの動作に自然と気持ちが入ります。
この小さな穴が、森の呼吸を助けるなんて、なんだか不思議な感じがしました。
※今回の活動の様子は 👉 公式ページ からもご覧いただけます。
🏞️下山は登り以上に慎重に
絶景を後に、長等山山頂を降ります。
下山は、登り以上に足元に気を配りながら、 ゆっくりと進む必要がありました。
急な下りは足に負担がかかりやすく、 落ち葉や岩で滑りやすい場所もあるため、 慎重に一歩ずつ歩きました。
本来なら、スタッフの一人として参加者の方々の安全を見守る立場なのですが、
わたし自身が慎重に歩くのに精一杯という、
何ともお茶目な灯子でした。(笑)
それでも、参加者の皆さんと声を掛け合いながら
無事に下山することができました。
“みんなで歩く”という安心感が、何より心強かったです。
📝今日のまとめ
今回の「100分の自然ケア体験」in 三井寺は、
お天気にも恵まれ、
参加者の方々と和気あいあいと作業ができて、
灯子自身も山の手入れ方法を学べる、とても有意義な一日になりました。
今回のイベントでは、子どもたちが一生懸命に取り組んでくれました。
子どもたちが見せてくれた頑張りは、 まさに“小さな手から生まれた、小さな一歩”。
その一歩が、これからの自然をそっと支えていくのだと思うと、 なんだかうれしくなります。
長等山の自然に触れながら、
山が本来の姿を取り戻すための小さな手入れを続けていく「100分の自然ケア体験」。
よかったら、あなたも参加してみませんか。
自然に触れながら山のことを知り、「大切にしたい」と思える時間になるはずです。
🌱「100分の自然ケア体験」に興味を持たれた方は、
こちらの 👉 公式ページ からご確認ください。
今日のちょっとした作業が、山の息吹を取り戻す一助となることをこころから願っています。
そして灯子自身、これからも機会があれば、
「100分の自然ケア体験」に参加したいと思っています。

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