「幸せになりたい」
そう願っているのに、
「幸せなんて感じられない」って思ってしまうのは、何故?
「幸せ」の定義って?
みんな、幸せになりたいって思っているけど、そもそも「幸せ」とは何なのか、
私なりに、「幸せ」の定義について考えてみました。
生きていることが幸せ
幸せとは、カッコ良く言うと、「生きていること」
つまり、生きているというだけで、幸せであるということです。
えっ、それだけ!?
はい、そうなんです、究極的には。
生きているだけで、幸せであると心から感じることができたら、とても素晴らしいことだと思いませんか?
そうなったら、毎日が楽しくて楽しくて仕方ないでしょうね。
でも、九死に一生を得るなどの経験がある人は別として、多くの人は、「ええ、生きているだけで、私とっても幸せなんです」とはなかなか言えないんじゃないかな。
なので、一般的には、幸せとは「心が満たされて穏やかな状態でいること」と考えるほうが自然な感じがします。
幸せの定義は一定ではない
あなたはどんな時に「心が満たされて穏やかな状態でいること」ができますか?
美味しいものを食べた時?
恋人とデートをしている時?
気に入ったお洋服を買った時?
どんな状態になったら幸せを感じるかは、一人一人の感じ方次第。
つまり、「幸せの定義」というのは、一人一人の考え方、感じ方によって変わるということ。
また、同じ人であっても、環境や年齢によって変わってしまう。
あなたが今幸せと思うことが、昔も同じように幸せと感じたかというと、必ずしもそうとは言い切れないと思います。
色あせる幸せ
人間というのは勝手な生き物で、
自分のある欲求が満たされると、「ああ、幸せ」といい、その状態に飽きると「不幸だ」と嘆く。
次の欲求が満たされると、また「ああ、幸せ」といい、その状態に飽きるとまた「不幸だ」と嘆く。
私たちは、足るということを忘れ、次から次へと幸せになるための条件を探し求めます。
つまり、私たちが幸せを感じる条件というものは、一定であることはなく、次々と変わっていくということです。
でも、ころころと簡単に変わってしまう幸せ、すぐに色あせてしまう幸せは、あなたの心が望む本当の幸せではないのかもしれません。
私にとっての「幸せ」の定義
先日、スーパーでトイレを利用したときのこと。
私の前に入っていた女性が、棚の上に忘れ物をしていることに気づき、慌ててその人を追いかけ、忘れ物を渡しました。
その女性は、とっても嬉しそうに「ありがとうございました。」と私に言ってくれました。
私のとった行動は当然の行為だけど、彼女の、本当にうれしそうにキラキラと輝いた眼を見た瞬間、
あっ、私にとっての幸せは、これかもしれないって感じたんです。
そう、誰かに喜んでもらえることだって。
自分の行為に対して、人から感謝される、喜んでもらえる、そのことが私の幸せにつながるんだって思いました。
それって、単に人から認められたいという承認欲求が強いだけでは?
そう、思われるかもしれません。
確かにそうかもしれないけど、「心が満たされて穏やかな状態でいること」ができるのですから、今の私にとっては幸せなんだと思います。
承認欲求とは?
自分のことを、周囲の人に認めてもらいたいという欲求。
例えば、小さな子供がお母さんに褒められたい、上司に仕事が良くできると認められたいなど、年齢や性別にかかわらず、誰でもが持っている欲求です。
こんな人は要注意!
今、ちっとも楽しくない、幸せなんかじゃないって思っているあなた。
心当たりありませんか?
- 自分と他人を比べて、自分のことを卑下している
- 感謝の気持ちを忘れ、不平不満ばかりを言っている
- 私はかわいそうな人(自己憐憫)という思いに酔いしれている
- 過去に縛られている
- 自分が不幸なのは会社、学校などの環境や両親、上司などすべて他人のせいだと思っている
これ、全部当てはまる人は要注意ですね~💦
誰でも、多かれ少なかれ、不平不満を言ったり、責任転嫁したりするけど、極端にその傾向が強い人は、おそらく、周りからも孤立してしまっていると思います。
だって、そんな人に誰も近づきたいと思わないでしょ?
幸せの神様(?)は近寄ってきませんよ~
そういう私も、過去にほとんど全部の項目に当てはまっていた時期がありましたね💦
不幸な出来事が次から次へと続くと、本当にどん底に落ちた気分になってしまいますもん。
でもね、どん底に落ちたら、次は上がるしかないんです。
だから、今辛くても、未来に希望を持つことを忘れないでいてくださいね。
幸せ体質になるための5つのコツ
あなたが、もし、幸せになりたい~って思っているなら、やってみてほしいな~っていうことを5つ書き出してみました。
朝、鏡の前で、笑顔を作ろう
どんなに疲れていても、どんなに会社に行きたくないと思っても、出かける前に鏡の前で口角を上げて笑顔を作ってみてね。
口角を上げるだけで、気分が上向きになりますよ。
セルフハグをしよう
疲れたり、悲しくなったりした時は、セルフハグ。
自分の両手で自分を思いっきり抱きしめて、よしよししてあげてください。
「頑張ってるな、私。いい子だな、私。」
そうやっていると、あらら不思議、なんとなく、嬉しくなったり、やる気が出てきたりします。
自分のことをいたわってあげるって大切なんですね。
一日の終わりに、心から楽しかったこと、嬉しかったことをノートに書き留めてみよう
一日の終わりに、その日経験した楽しいことを書き留めると、楽しい気分のまま眠りにつくことができます。
それに、毎日つまらないって思っていたけど、意外と楽しいこともあるんだっていうことがわかります。
毎日書き続ければ、自分がどんなことに喜びを感じるのか、どんなことが生きがいとなるのかがわかる可能性もあります。
新しい、自分の発見に繋がるかも。
感謝の気持ちを持つことを心がけよう
世の中に当たり前のことなんて、本当は一つもないのです。
だからといって、いきなりすべてのことに感謝しなさいとは言いません。
まずは、身近な人に「いつもありがとう。」と言うことからでも始めて見ませんか?
きっと、新しい関係が生まれますよ。
上を向いて歩こう
落ち込んでいるときは、どうしてもうつむいてしまいがち。
そうなると、さらに気分が落ち込んじゃう。
そんな時は、上を向いて歩いてみよう。
楽しい事がなくても、口角を上げて、上を向いて見ると、あらら不思議!
なんとなく、楽しい気分になっちゃう~。
小さな幸せの積み重ねが大きな幸せへの道
いかがでしたか?
今からでもすぐにできることばかりですよね。
幸せになることって、ほんとはとっても簡単なことなのかもしれない。
だけど、嫌なことばかり続くと、視野が狭くなってしまって、不幸の数を数え始めてしまう・・・
でもね、不幸せの数を数えたって、現状は変わらないから。
それなら、ちょっと考え方や、行動を変えるだけで、ささやかな幸せを感じられるほうがいいに決まってる!
ささやかな、小さな幸せの積み重ねが大きな幸せの道へ繋がる。
私はそんな風に思っています。
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