こんにちは、灯子です。
2026年9月27日、灯子は「100分の自然ケア体験」in 三井寺
『大地の底から 流れが変わる 〜竹炭は小さな生きものたちへの招待状〜』
に参加してきました。
今回は、「撮影係」という重要なお役目を仰せつかり、
内心、ドキドキしながらの参加でした(笑)。
早速、その模様をお伝えしたいと思います。
🌱「100分の自然ケア体験」とは?
「100分の自然ケア体験」は、三井寺の森を舞台に、
参加者が無理なく・できる範囲で・楽しみながら自然のお手入れを体験できるプログラムです。
作業といっても、専門的な技術は必要ありません。
森の様子を観察しながら、小さな穴を掘ったり、腐葉土や竹炭を撒いたり、── どれも「森が健やかでいられるための小さな一歩」です。
📌「100分の自然ケア体験」in 三井寺をご存じない方は、こちらの記事に詳しくまとめておりますので、是非、ご覧ください。👇
100分の自然ケア体験(三井寺)|森のお手入れは誰でもできる小さな一歩(2026年度)
🌧️ 作業前のミニ実験:AとB、2種類の土の違い
作業に入る前に、
AとBという2種類の土で「雨が降ったときにどう違いが出るのか」
を比べるミニ実験を見学しました。
(右側がA、左側がB)

AB2種類の土に同時に水を注ぎます
Aの土は、水をかけるとゆっくりと下へ流れていきます。
一方でBの土は、なかなか水が落ちず、上のほうに水がたまってあふれそうになりました。
ところが突然、Bのほうだけ、一気にドバっと、土とともに水が落ちてしまったので
参加者の方々の間で、一瞬、どよめきが起こりました。
この写真は、ドバっと落ちた後に撮影したものです。

Bの土が一気に落ちた後の状態
明らかに、AとBでは水の流れ方が違うのが分かりますね。
このミニ実験を見て、鉄砲水が起こる理由が少し分かったような気がしました。
🌧️ 今、各地の山で起きていること
今、各地の山々の土が水を含めない“かたい土”になってしまっているみたいなのです。
これは本当に深刻な問題で、 大災害の原因のひとつになっていると言われています。
理由は主に3つあります。
- 長年の雨風で表面が締まりきってしまう
- 人の手が入らず、落ち葉が分解されず、土が更新されない
- 水や空気の通り道がふさがれてしまう
こうなると、 今回のペットボトル実験の「Bの土」と同じ状態になります。
つまり── 水がしみ込まない → 上にたまる → ある瞬間に一気に流れ出す
これが鉄砲水や土砂災害の引き金になるんですね。
🌱 今回の作業:三角ホーで土をほぐし、竹炭を差し込む
こうした“水を含めないかたい土”の問題を少しでも改善するために、
今回の100分の自然ケア体験では、三角ホーやスコップを使って土を軽く掘り、
そこへ竹炭を差し込んでいく作業を行いました。
「埋める」というより、
土の中にそっと“差し込む”という表現がぴったりの、やさしい作業です。
え、これで、土が変わるの?
正直、そう思いました。
でも、この作業にはちゃんと意味があるのです。
✨ 土が柔らかくなる理由
✔ 1. 三角ホーやスコップで「空気の通り道」をつくる
固く締まった土に、 ほんの少しでも空気が入ると、 土の中の微生物が動き出します。

三角ホー
✔ 2. 竹炭が「水と空気の通り道」になる
竹炭は穴だらけの素材なので、 差し込むだけで 水と空気の通り道 ができます。
まるで森の中に“小さな換気口”を増やすようなイメージです。
✔ 3. 微生物が働き、土がゆっくりほぐれていく
空気と水が動くようになると、 微生物が落ち葉を分解し、 土がふかふかに戻っていきます。
この地道な作業は、一見、効果がないようにも思えるのですが、
森は、時間をかけて、ゆっくりと再生していくのです。
🌳森の再生に願いを込めて
今回の参加者の方々とは、初めてお会いしたのですが、
集合時には「菌ちゃん農法」の話題で盛り上がるなど、
食や自然環境への関心が高い方々が多いように見受けられました。
また、雨降りの悪天候にもかかわらず、
愚痴のひとつもこぼさず、三角ホーやスコップで土を掘り、竹炭を差し込んでいく──
もくもくと作業を続けられるその姿に、
参加者の方々の森を思う気持ちの深さを感じました。
山や森を守りたい、自然を守りたい。
思いは一緒なんだな──そう感じた一日。
同じ志を持つ方々と一緒に、森の再生に加わることができたことは、
わたしにとって何よりも素敵な体験となりました。
今後も引き続き、「100分の自然ケア体験」に
参加したいと思っています。
あなたの
「山や森を守りたい」
その気持ちを、行動に移してみませんか?
ご興味ある方は、👉100分の自然ケア体験(三井寺)|森のお手入れは誰でもできる小さな一歩(2026年度)をご覧ください。
なお、今回の体験のphotoレポートは
こちらの公式ページでご覧いただけます。
山仕事で疲れた後は、
天然ヒバの香りでゆったりバスタイム…
🌿 関連記事
灯子が初めて参加した「100分の自然ケア体験」の体験レポートはこちら。
👉【体験レポ】三井寺「100分の自然ケア体験」で長等山を歩く|子どもたちと学ぶ森のお手入れ
最後に、自然つながりの関連記事として
灯子が歩いた「鎧駅〜餘部鉄橋」の徒歩旅もご紹介します。
森が健やかであるからこそ楽しめる、 “歩く価値しかない道”の記録です。
👉普通列車と徒歩で行く 灯子の限界一人旅|鎧駅〜余部鉄橋 空の駅編(秘境駅を歩く旅)





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